防水工事の必要性と適切な施工のタイミングは?

2024.01.29


佐賀県を中心に九州地方にて雨漏り修理・防水工事を行っております、小川防水工業です。
防水工事は、水漏れや雨漏りを防ぐためだけの工事と思っていませんか?
建物において防水工事が大切な理由はこれだけではありません。
また、その効果を最大限発揮するためには、防水工事に適したタイミングを選ぶ必要もあります。
そこで今回は、防水工事の必要性と適切な施工のタイミングについて解説します。

■防水工事はなぜ大切なのか?防水工事の必要性とは


そもそも、防水工事はなぜ大切なのでしょうか?
ここでは、そんな防水工事の必要性について解説します。

・必要性①:水による建物の劣化を防ぐ
「水」という物質は、建物の劣化を進める大きな要因となります。

例えば木造建築の場合、建物を形作っている柱や梁を腐食するかもしれません。
木造でなくとも、水が家の壁内部に侵入すると、断熱材が劣化する恐れも…。
水は、建物の耐久性に想像以上に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

・必要性②:設備の故障を防ぐ
防水工事は、建物自体の劣化以外に、建物に備わっている設備の故障を防ぐためにも必要です。
とくに工場の場合、水に弱い設備が多く、そこに水がかかってしまうと故障の原因となってしまいます。
もし設備が故障すると、修理に時間と費用がかかるほか、取引先への対応などに手を取られ、日々の業務に支障が出てしまう可能性もあります。
企業にとって大切な時間と設備を守るためには、防水工事が必要なのです。

・必要性③:漏電を防ぐ
漏電は、屋根裏や配線周辺の設備や配管に水が回ることで発生します。
漏電が起こると、設備の故障により電気代が跳ね上がるほか、最悪の場合感電や火災などの事故が起こる恐れもあります。
建物の利用者の生命にかかわりかねないため、防水工事で漏電を予防する必要があるのです。

■適切な防水工事のタイミングは?劣化サインを見逃すな!

一般的に、適切な防水工事のタイミングは、最後に防水工事をしてから約10年~15年ほどといわれています。
ただし、以下のような劣化サインが防水部分に出ている場合は早めに防水加工を行う必要があるため、注意しましょう。

・色褪せ
紫外線により表面が焼け、新築の時よりも表面の色が褪せてくる可能性があります。
色褪せを放置しておくと、以下のような劣化が始まってしまいます。


・ひび割れ
色褪せを放置すると、防水部分の一番上にあるトップコートが紫外線によりひび割れしてしまいます。
表面のみであれば雨漏りはすぐには起こりませんが、放置しておくと防水層にまでひびが入り、雨水が侵入し劣化が進んでしまう恐れがあります。


・剥がれ
ひび割れなどにより防水層が劣化すると、防水加工の粘着力が低下し表面が剥がれてきます。

シート防水の場合、シートのつなぎ目の粘着力が低下し剥がれが起こるため、劣化のサインに気が付きやすいでしょう。
剥がれを放置しておくと、剥がれた部分から水が内部に侵入してしまうため、早急に防水工事が必要になります。

■九州での雨漏り修理は「小川防水工業」まで


小川防水工業では、防水工事を承っております。
建物を守るため、丁寧で高クオリティな施工をお届けいたします。
「防水部分に劣化サインがあるけれど、どのように対処すればよいかわからない」とお悩みの際はぜひ、当社にお気軽にご相談ください。

■まとめ


今回は、防水工事の必要性と適切な施工のタイミングについて解説しました。
雨水や湿気などの水分は、建物にとって大敵です。
建物の耐久性を下げてしまわないように、定期的な防水工事を怠らないようにしましょう。
この記事が、防水工事の必要性やタイミングに悩むあなたの参考となりましたら幸いです。

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