天井から雨漏りが!放置するとどうなる?

2023.12.19

九州地方にて雨漏り修理・防水工事を行っております、小川防水工業です。

雨漏りが起きると、天井にシミができたり、ひどい場合は水滴が落ちてきたりします。
雨漏りはそれ自体が深刻な状態ですが、単に水が降ってくるだけだから、と軽視される方は多く、修理を思い立ったときには手遅れなことも。
もし、放置してしまうとどうなるのでしょうか。

今回は雨漏りを修理せず、そのまま放置すると起きるかもしれないリスクについて、解説いたします。
過去に雨漏りが起きたお家にお住まいでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

■ 家の耐久性が落ちる

日本の一戸建て住宅は、ほとんどが木造です。
この木造住宅で危ぶまれるのが、木を腐らせる木材腐朽菌の増殖です。
湿度85%以上、木材の含水率が25%以上になると、木材腐朽菌が発生し、木の強度を支えるセルロースやリグニンを分解して、お家の耐久性を落としてしまいます。
また、木材の継ぎ目には金具や釘が使用されていますが、濡れることでサビが生じます。
サビも、金属の耐久性を落としてしまうため、突然倒壊することはなくても、地震や台風に弱くなるでしょう。

■ シロアリの発生

湿った木材は、シロアリの好物です。
木材腐朽菌の発生条件と共通しており、ただでさえ木材腐朽菌が耐久性を弱めているなかで、シロアリが木材を食べてスカスカにさせてしまいます。
シロアリは光が苦手なので、たいてい暗くて湿った地面の中におり、家に侵入したとしても姿を見せることはありません。
そのため、知らない間にシロアリの食害が拡大していることは多々あります。
家の躯体に空洞をつくるため、放置すればとくに地震に弱いお家になってしまうでしょう。

■ カビによる健康被害

雨水がしみ込み、湿度の高い状態が続くと、カビが発生します。
このカビがホコリなどを栄養源に増えていけば、胞子を飛ばして健康被害を受けるでしょう。
敏感な方だと、アレルギー性の鼻炎やアトピーに悩まされるかもしれません。
免疫の弱いお年寄りや小さなお子さまがいる場合は、要注意です。

■ 感電・火災のリスク

屋根裏や壁の中には、電気の配線が通っています。
絶縁体などで配線は保護されていますが、劣化などによって剥がれてしまうと、雨水が浸入して漏電する恐れがあります。
配線でなくても、分電盤やコンセントが濡れると、漏電につながるため、何かの拍子で感電や火災につながる可能性も。
火災は必ず起きるものではありませんが、少なくとも漏電が起きると、電気代が上がる、停電が起きる、電化製品が壊れるなどの弊害が考えられます。
オール電化の場合だと、とくに生活が不便になるかもしれません。

■ 家を売却できない

雨漏りは建物の耐久性を落としてしまうため、資産価値を大きく低下させます。
そのため、築浅とよばれるような建物でも、雨漏りによって売却額が安くなることは十分あります。
もしお家を売却する場合は、修理をしていても過去に雨漏りが起きたことを告知しないといけません。
告知せずに売却すると、契約の撤回や減額請求、損害賠償などの憂き目に遭うでしょう。
最悪売れない場合は、解体工事を行うことになるかもしれません。

■ 雨漏りになったら、専門業者に相談

雨漏りによる被害を最小限にするには、早い段階での修理が必要です。
とはいえ、修理そのものは誰でもできるものではないため、専門の業者に任せたほうが安心でしょう。
雨漏りの修理は、原因や発生源を見極めるのが難しく、完全に修理が終わるまで数年かかるケースもあります。
水シミができていたり、カビ臭さを感じたりしたときは、ひとまず雨漏り修理業者に相談してみましょう。

■ 九州での雨漏り修理は「小川防水工業」まで!

小川防水工業は、佐賀市を中心に九州地方にて、雨漏り修理・防水工事を承っております。

雨漏りは放置してしまうと、お家を弱らせてしまうため、早めに手を打つのが肝心です。
当方は雨漏り診断士・2級建築施工管理技士の資格を持っておりますので、建物に合わせた適切な修理をご提案できます。
雨漏りを発見しましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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■ まとめ

雨漏りを放置してしまうと、さまざまな原因によって建物の耐久性が落ち、二次的に感電・火災のリスクが発生します。
安全にかかわりますので、見つけ次第、雨漏り修理業者に連絡するようにしたほうがいいでしょう。

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